Workstyle

営業
Y.O

2012年入社 外国語学部 外国語学科卒
DOWA International Corporation

環境・リサイクル

※所属は取材当時のものです

01志望動機

自分らしく働けそうな気がした

もともと海外で働いてみたいという思いがあり、大学受験の際も外国語学部に進学しました。学科はベトナム語を選びましたが、その理由も、当時ベトナムに進出する企業が多かったからです。就職活動では、ベトナムに進出している企業を中心に、海外で働くことができそうなメーカー、IT、商社などを検討しました。DOWAを知ったのは、都市鉱山とDOWAのリサイクル事業に関する記事をたまたま見たからです。その時に、資源に関する考え方や静脈産業に興味を持ち、もっとDOWAを知りたいと思いました。
仕事内容についてイメージがわかないまま軽い気持ちでエントリーしてしまったのですが、面接では人事の方と話がはずみました。先輩社員とお会いしても面白い人が多く、総じて居心地が良かったのを覚えています。DOWAなら無理せず自分らしく働けるのではないか、自分の良さを生かせるのではないかと思い、入社を決めました。

02これまでのキャリアパス

2012年4月~
導入研修。4月から1か月半、研修センターでの新入社員研修に参加しつつ、各地のDOWAの工場を見学。各事業について幅広く学ぶ。
2012年5月~
エコシステムリサイクリング 業務部。原料・製品の入出荷管理、監査対応、現場サポートなどの庶務。仲間の作り方、忍耐、自分から仕事を見つけること、プロジェクトの計画・運用方法 などを身につける。
2014年4月~
エコシステムジャパン 原料部→業務部→海外リサイクル原料部。原料部・業務部では、営業補助、リサイクル原料の輸入通関業務、システム設定、決算対応、監査対応などを担当。海外リサイクル原料部では、小坂製錬向けリサイクル原料の海外営業を担当(アジア・パシフィック、東欧、中東)。営業としての交渉術、営業戦術、ロジカルシンキング、リサイクルに関わる知識(原料、業界、法律、処理法など)、海外での商習慣、語学力を身につける。
2018年7月~
DOWA HD Europe GmbH。ドイツ ニュルンベルクに駐在。小坂製錬向けリサイクル原料の海外営業(中東、東欧)、新規原料・事業調査を担当。
2019年9月~
DOWA International corporation。アメリカ ニューヨークに駐在。小坂製錬向け/エコシステムリサイクリング向けリサイクル原料の海外営業(北南米)を担当。

03現在の仕事

ニューヨークに駐在し、
顧客の相談にのりながら
最適な提案をする購買営業

DOWA International Corporationは、ニューヨークとサンノゼに拠点を置く営業会社です。その中で、私の所属するリサイクル部門は、主に北米・南米諸国を活動範囲として、グループ会社の小坂製錬で使用する処理原料の購買営業を担当しています。具体的には金、銀、プラチナ、パラジウムなどの貴金属を多く含有する廃電子基板を取り扱っています。廃電子基板は、鉱石に比べてより多くの貴金属が含まれており、近年では「都市鉱山」、「Eスクラップ」と呼ばれるなど注目されています。
私のミッションは既存顧客対応、新規顧客・原料・市場開拓、また工場と原料の受入・処理に関する調整です。例えば、「リサイクルのイベントで回収された携帯電話を廃棄することになったが、個人情報保護に配慮した処分方法 はあるか」といった相談に対応します。一般的な“営業”という言葉から想像する活動とは少し異なり、原料の性質や顧客ニーズ、法律や世界情勢なども加味しながら、DOWAとして最適な処理方法・購買方法などを提案していく仕事です。

04仕事のやりがい

無用なプライドを捨てた時、
成長への道筋が見えた

新入社員時代、やる気だけはありましたが、実際は現場で使われている簡単な元素記号もわからず、重い原料や資材を運ぶこともできないので、まったく役に立てませんでした。毎日掃除や簡単な作業しかできず、非常に悔しかったことを覚えています。
自分に何ができるのか、暗中模索の中で、無用なプライドを捨て、周りの人に「教えてください」と謙虚にお願いしてみることにしました。すると、皆さんが親切に教えてくださり、少しずつできることが増えていき、成長への道筋が見えてきました。次第に上司や工場の皆さんと仕事を進めることができるようになっていった時の喜びは、忘れ難い思い出です。

05キャリア像

自然体で自分のやりたいことを続けていきたい

子どもの頃から漠然と「世界中のいろいろな人と働きたい」、「日本以外の国に住みたい」と考えていました。幸運なことに、ドイツ、アメリカに駐在することができ、入社して10年経たずして、夢をかなえることができました。
現在の目標は、自然体で自分のやりたいことを続けていくこと。そのために必要なサバイバル能力を身につけ、長期的な視野のもと、継続的に目標やゴールに対して成果を出せる人間になりたいと思っています。

06学生に伝えたいこと

「言わなきゃ損、やらなきゃ損」の人を歓迎

私が就職活動をしていた頃から、素材メーカーの固いイメージと違い、DOWAの皆さんは多趣味で好奇心旺盛な方が多いと感じていました。実際、そこに惹かれて入社を決意しました。公私共にアクティブに動きながら、自分の興味のある案件やプロジェクトがあればどんどん声を上げて、行動していく先輩方の姿を見るたびに尊敬の念を禁じえません。DOWAの人たちは、やりたいこととやるべきことのバランスをうまく取りながら、周囲に主張し、交渉・説得して、最終的に色んな障壁を飛び越えて、自分のやりたいことをかなえていってしまいます。「言わなきゃ損・やらなきゃ損」がモットーの人には良い環境だと思います。

07ある1日のスケジュール

8:45
出社。同僚と会話しながら、本日の予定を立てる
9:00
メールチェック。米国顧客・日本の工場などから至急の依頼がないか確認
10:00 
出荷情報確認。顧客からの出荷情報に誤りがないかをダブルチェック。原料の写真から受入基準を満たしているかを確認。問題なければ、書類に署名して返送
12:00
昼食(お弁当持参。近所の日系スーパーでおにぎりを買うことも)
13:00
打ち合わせ。翌週訪問する顧客の状況と議題、スケジュールを確認。提出予定の資料に追加・修正がないか最終チェック
14:30
出張準備。資料の追加・修正。レンタカー、飛行機、ホテルの予約票の用意。申請書の提出。不在時の引き継ぎ、懸念事項などをグループに共有
17:00
退社

08モットー・趣味・OFFタイム

クルーズ船に乗って、南極を訪れてみたい

ドイツ駐在時に、織物、陶器など工芸品の博物館や産地に出向き、職人さんの手仕事を見ることが大好きになりました。もともと友人と楽しく旅をすることが好きだったのですが、ドイツでは友人と予定を合わせることが難しく、一人で工芸品を見て回るうちに、一人旅の面白さに目覚めました。直近の夢は、南極クルーズに参加することです。日本の冬にあたる季節、南極は夏になります。その季節になると、アルゼンチンから10日ほどかけて南極近くの島々を巡る観光船が出ているので、ぜひ参加したいと思っています。
モットーは「やらない後悔よりやる後悔」。仕事でもプライベートでも、とりあえず、やりたいことがあれば、やってみようという精神を大切にしています。

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