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女性社員座談会
女性社員が語る「仕事」と「働き方」

女性社員が語る「仕事」と「働き方」
Profile
非鉄女子 集合!!
DOWAにはさまざまな業務経験と専門的なキャリアを形成できる多彩なフィールドがあります。
それぞれの業務に取り組む女性社員4名に、職場の雰囲気や働きやすさ、
仕事と家庭の両立、さらにキャリアイメージなど、ざっくばらんに語ってもらいました。
A.N
2005年入社 人文学類卒
DOWAマネジメントサービス株式会社 会計グループ
大学で考古学を学んでいたこともあり、歴史のなかの”もの”のあり方に興味があり、就活では”ものづくり”に関わる業界を志望。DOWAへの入社を決めたのは、面接の際の話しやすさと環境事業への積極さ。入社後、経理・財務部門に配属され、現在、DOWAマネジメントサービス会計グループのマネージャーとして、DOWAグループ全体の決算報告書の作成や決算方針の策定などに携わる。
E.F
2019年入社 自然科学研究科 物質生命化学専攻修了
DOWAメタルテック株式会社 本庄技術センター
大学院では物質生命化学を専攻し、金属触媒について研究。就活では非鉄金属に絞って活動。研究室の女性先輩がDOWAにいたことと、工場見学の際に先輩・後輩の仲の良さに触れ、働きやすさを実感し入社を決める。入社後、DOWAメタルテック めっき事業部の本庄技術センターに配属。現在、各チームの業務内容や仕事の進め方などを学ぶ。
E.Y
2010年入社 国際教養学部卒
DOWAメタルマイン株式会社 資源・原料部
大学では国際教養学部に在籍。就活ではグローバル展開をする素材メーカーを中心に回る。DOWAへの入社の決め手は、会社説明会での親身な対応と、グローバルな調達の仕事に興味を持ったこと。入社後、秋田製錬の生産管理部に配属され、2年半工場勤務を経験。その後、DOWAメタルマイン 資源・原料部に異動。現在、海外鉱山との契約交渉サポートから、原価計算まで、調達に関わるさまざまな業務に携わる。
A.T
2016年入社 生命環境科学研究科 環境科学専攻修了
DOWAエコシステム株式会社 ジオテック事業部
大学院では環境科学を専攻。鉱山跡地に生育する植物の重金属耐性を研究。就活では環境事業を手がける企業中心に回る。鉱山関連会社で最も環境事業に先行して取り組んでいたDOWAと、自分のやりたいことがマッチし、入社を決めた。入社後、DOWAエコシステムジオテック事業部に配属。現在、工場跡地などの土壌浄化の設計を担当。その他、浄化手法の開発・改善にも携わる。

所属は取材当時のものです

Chapter 01

01

A.N
会計グループは半数以上を女性が占めていますので、男女による業務の割り当てなどの差はまったくありません。フラットな組織なので、意見が言いやすく、和気あいあいと仕事をやっています。皆さん、それぞれの部署で職場雰囲気は違うと思うのですが、どうですか?
E.Y
私が所属する資源・原料部の原料チームも、半数が女性です。現在の部署に異動する前は、秋田製錬で生産管理の仕事に携わっていたのですが、当時はまだ工場勤務の女性が少なく、工場内のトイレやシャワー室など整備をすばやく対応してもらい、働きやすくしてもらった経験があります。意見が言いやすい、上司と話しやすいというのは、どこの部署も共通しているかなと、思います。
E.F
本庄技術センターでは、女性はまだ圧倒的に少なく、少し寂しいです(笑)。職場では女性であることを意識することなく、のびのびとやっています。現在、1年間の研修期間中ですので、先輩や上司からさまざまな指導をしてもらっています。新人の私を、丁寧に育てていただいてる環境だと実感しています。
A.T
私の部署も、女性は私の他に分析業務担当の社員が一人いるだけです。ですが仕事上の性差はまったくありませんので、働きづらさを感じたことはありません。一人一人がそれぞれ案件を持っていますので忙しい部署ですが、分からないことは上司にどんどん質問をしています。そんな中でも時間を惜しまず答えていただきありがたいです。
A.N
A.Tさんのいる部門は、私の入社当時も女性がいて、女性社員を受け入れる体制は比較的早かったと思います。会社全体ではまだまだ女性社員は少ないのが現状ですが、女性が活躍できる環境づくりには積極的に取り組んでいると思います。
Chapter 02

02

A.N
女性が活躍する上で、仕事と家庭の両立という問題は避けて通れない点ですが、E.Yさんはお子さんがいらっしゃいますよね?
E.Y
はい、出産の際は、産前産後休暇、育児休暇を利用しました。復帰後は時短勤務を使っています。子どもができて、どう働いていくか、考えた時期がありました。上司に相談しやすい職場環境もあって、妊娠後すぐに上司に報告し、業務の引き継ぎや職場復帰のスケジュールなど、事前にこと細かく相談ができましたので、スムーズな復帰ができました。復帰後も、子どもが突然熱を出したりして帰宅せざるを得ない時など、制度はもちろんですが、職場の理解と協力が何よりも大切だと思います。
A.N
管理職の立場からも、社員の産前産後休暇・育児休暇中や職場復帰のスケジュール、どういう体制をつくるか、業務をどう回しして行くかなど、マネジメント業務はとても重要だと思っています。
E.F
今はあまり深く考えたことはありませんが、やはり結婚・出産・育児など、仕事と家庭をどう両立させていくか、とても気になりますし、いろいろと情報が欲しいですね。
A.T
先日、人事主催の「ダイバーシティキャリアプログラム※」という女性だけの研修に参加しました。そこでワークライフバランスに関する話をたくさん聞くことができ、キャリアを積む上でとても参考になりました。
E.F
女性の先輩が少ない部署もありますので、そういう情報交換のできるネットワークづくりという意図もあると思います。当社でのキャリアの重ね方という点では、いかがですか?
E.Y
私の場合は工場勤務もさせてもらい、幅広い業務経験をさせてもらったという印象があります。例えば、現在の原料チームでも、単に書類上の管理だけではなく、契約交渉や資金・在庫の管理、原価計算、マーケット情報の収集など、多岐にわたる業務を担当させてもらっているなと感じます。
A.N
私も経理部門に配属後、会計分野での幅広い業務を経験し、決算方針の策定にも関わるようになりました。一つの分野で幅広い業務経験をすることで、確かな専門性を養うことができたと思っています。
A.T
私の部署も、一つの案件に対し、コンサルから設計、現場管理まで、一連を通して任されますので、とても働きがいがあるというか、大きなキャリア形成につながると思っています。
E.F
皆さんのお話を聞いていると、私も早く一人前になって、頑張らなきゃと思います(笑)

※ダイバーシティキャリアプログラムについて

DOWAグループでは女性活躍推進の一環として、女性社員を対象とした「ダイバーシティキャリアプログラム」を実施しています。
ダイバーシティ推進についての講義をはじめ、自身が目指したいワークキャリアビジョン作成やそれを実現するうえでポイントとなる手がかりを講習します。
また、女性社員を部下にもつ上司を対象とした「ダイバーシティマネジメントプログラム」も同時に実施することで、上司も部下のキャリア形成をサポートできる教育を受けています。

Chapter 03

03

A.N
皆さんの今後の目標をお聞かせください。私は、業務上の目標としては経理を担う部門として、事業運営に役立つ情報を十分に提供し、リスクを低減するような働きができるような部門にすることですね。もう一つは後輩たちの育成にも力を注いでいたきたいと思っています。女性たちが活躍できる環境づくりにも貢献していきたいですね。
E.Y
現在、海外鉱山との契約交渉ではまだサポート役のようなポジションなのですが、ゆくゆくはメインで任されるような立場になりたいですね。まだまだ個々の業務に目がいきがちなので、もっと会社全体の事業を見て、広い視野に立って自分の業務を見るようにしたいと思っています。
E.F
現在の目標は、基礎的な知識や技能を習得し、早く一人前になることですね。
A.T
案件対応に関して、まだまだ分からないことも多いのが現状です。先輩たちに比べ案件数も少ないため、複数案件を同時並行して、自分の裁量で設計がスムーズにできるようになることが現在の目標です。
A.N
最後に、学生の皆さんへのメッセージを。
E.Y
部署全体の業務に関われるチャンスが多く、幅広い知識を学ぶことができます。好奇心、向上心がある方には、やりがいのある会社だと思います。
E.F
理系出身の女性でも、非鉄金属というと、最初から目を向ける人が少ないと思いますが、ぜひ、会社説明会など一度覗いてみてください。事業領域も幅広く、関わることができる業務がたくさんあります。
A.T
まだまだ女性が少ないだけに、逆に活躍できるチャンスが多いと思っています。必ずやりがいを見つけられると思いますので、アクティブな人、歓迎します。
A.N
今日はどうもありがとうございました。