Workstyle

製造
S.F

2017年入社 自然科学研究科 マテリアル工学専攻修了
小坂製錬株式会社
製錬部

製錬

※所属は取材当時のものです

01志望動機

出会った社員の方々の働き方・生き方への共感がすべて

大学の先輩が入社しており、OB訪問に参加したことが興味を抱いたきっかけ。その後、説明会での話、社員の話に耳を傾ける中で、思い描いていたキャリアイメージと一致する部分が多く、「ここでなら自分らしく働き、生きられる!」そう確信しました。決め手は、出会った社員の働き方・生き方への共感がすべて。一緒に働きたい。同じ志を持って何かにチャレンジしたい。社会貢献を果たしたい。そう素直に思えました。 学生には、自らが会社を選ぶのだというスタンスで就活をして欲しいと思います。就活時は、さまざまな情報に流されそうになりますが、自分がなにを求めているのかを正確に把握することで、入社したい会社が見えてくると思います。会社に選ばれるのではなく、自らが会社を選ぶのだというスタンスで就活を行うと、最終的には良縁に恵まれるのだと思います。

02これまでのキャリアパス

2017年4月~
4月から1か月半、研修センターでの新入社員研修に参加しつつ、各地のDOWAグループの工場を見学。 社会人としてのマナーを身につけることから始まり、DOWAグループとは?DOWAの事業とは?工場の現場とは?その仕事とは?という視点で、ビジネスの基本を学ぶ日々を過ごす。
2017年6月〜
小坂製錬配属となり、工場全体を理解するための研修を行った後、7月から現在所属する銅溶錬課へ配属となる。 現在は、操業管理やトラブル対応、改善業務などを行っている。

03現在の仕事

原料の調合業務や排ガス処理方法の開発

私が所属する銅溶錬課の役割は、さまざまな原料(リサイクル原料や鉱石など)を受け入れ、目的金属の品位を高めた上で、次の工程に送ること。この課で私は、処理する原料の割合を調整する調合業務や排ガス処理能力を向上させるための新たなプロセスの開発などを行っています。なかなか思い通りの操業ができない状況の中で、四苦八苦しながらも、ダイナミックに稼働する工場の空気を感じ、ものづくりの醍醐味を実感しています。銅溶錬は小坂製錬の中で最初の工程になるため、自分たちの操業ミスが、後の工程、つまり小坂製錬全体に影響を及ぼします。もちろんプレッシャーはありますが、裏を返せば私たちの改善次第で、小坂製錬全体への好影響につながるわけで、ここに大きなやりがいを感じています。

04仕事のやりがい

部署の垣根を越えて、
協力し合える会社

銅溶錬課では設備を止めてメンテナンスを行う「休転」が年に1度、1か月程度あります。休転終了直後の排水は品質が安定しないことから、原料処理を止めたり、排水を送液する後工程に負荷を掛けてしまうことが多々ありました。新入社員の時にこの問題の対策を検討したのですが、初めての他の課を巻き込んで行う仕事に苦戦しました。しかし、多くの人の助力を受け対応策ができた時は達成感と同時に、集団で仕事を進めることの重要性を感じました。他部署の問題であっても相談に乗り、協力し合える社風だからこそできたと思います。

05キャリア像

社長になることを究極のゴールにして、
絶えず最善を尽くす

究極のゴールは、社長になることです。年次が浅い今だからこそ言える大言壮語かもしれませんが、志を高く掲げながら、目の前の仕事に向き合いたいと考えています。まずは与えられた場所で、最善を尽くすことから始めます。そしてキャリアを重ね、技術を磨き、経験の厚みを増しながら、リーダーシップを発揮する局面では、自ら率いるチームの最大成果にこだわるチャレンジをしていきたい。いずれにしても絶えず究極のゴールを意識して、そのために今、何をすべきか?その次に何に挑むべきか?を考えながら、邁進していきたいと思います。

06学生に伝えたいこと

会社も社員も、縁の下の力持ち的な存在

一般の方には馴染みのない会社ですが、「みなさんの日々の生活を陰ながら支えている」縁の下の力持ち的な存在であること、この控えめだけれど社会的影響力も大きいという位置づけが、個人的には気に入っています。 私だけでなく、他の社員もそういう誇りを持って仕事に取り組んでいる方が多いように思います。入社して改めて実感したのは、社員の皆さんが親切なこと。自身の業務で忙しい中でも、私が何か質問すると、皆さん快く答えてくれます。こうした協力的な職場だからこそ、新人でも遠慮することなく、自分の意見や考えを持って、操業改善を進められるのだと考えています。

07ある1日のスケジュール

7:30
出社
7:40
前日の操業状況を確認
8:00
朝ミーティング
10:00
会議、打ち合わせ
12:00
昼食
13:00
中規模試験
16:00
試験結果の整理、解析
17:30
退社

08モットー・趣味・OFFタイム

四季折々の温泉を満喫してリフレッシュ

趣味は、温泉巡りです。妻も私も九州出身なので、休みが合えば東北各地に出かけて温泉に入っています。強酸性の湯として知られる玉川温泉に行った際、温泉が目に入り、あまりの痛さに悶絶したのは良い思い出です。
座右の銘は「明日死ぬと思って生きなさい。永遠に生きると思って学びなさい」。この言葉を肝に銘じ、仕事、プライベートを問わずやりたいと思ったことはすぐにやるように心掛けてます。また資格の勉強などをするときも、「持っていて無駄な知識などない!」という気持ちで学ぶようにしています。

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