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製造
N.K

2006年入社 工学部 材料物理工学科卒
DOWAサーモエンジニアリング株式会社
工業炉製造部

熱処理

※所属は取材当時のものです

01志望動機

熱処理事業と世界規模での展開に魅力

「熱処理をすると、なぜ金属の表面の硬さが3倍以上にもなるのか。」 高校生の頃、熱処理の不思議に魅了されたことが、進学・就職といった人生の節目における決断に影響を与えることになりました。自動車や機械にも親しみを持っていたので、就職活動の中でDOWAが自動車業界にかかわる熱処理事業を展開していることに興味を持ちました。 海外で働くチャンスがあるなら、ぜひ挑戦してみたいという気持ちもあったので、DOWAが世界規模で事業を展開していることにも心惹かれるものがありました。DOWAなら自分自身が成長できるフィールドがあると考え、入社を決めました。

02これまでのキャリアパス

2006年4月~
新入社員研修。各拠点を巡りDOWAグループ全体の事業内容を知り、改善提案活動を通じて各工場との交流を深める。その後、3か月間、製造工場でオペレーターとして勤務。
2006年10月~
DOWAサーモエンジニアリング 工業炉製造部 製造課に配属。設備製造管理スタッフとして工事の進捗、施工管理、客先工場内での設置工事管理を担当。新規設備導入プロジェクトに参加し、社内外の関係者とコミュニケーションを密にしながら仕事を進めることの重要性を学ぶ。
2010年4月~
中国:昆山同和熱処理工業炉有限公司 工業炉製造部 製造・製造管理課兼務。現地製造スタッフの育成・指導、部品の現地調達化推進業務、メンテナンスサービス業務等を手掛け、中国各地を飛び回る。
2014年4月~
DOWAサーモエンジニアリング 工業炉製造部 浜松北工場 製造課勤務を経て、2018年から設計課に異動。

03現在の仕事

製造で培った経験を設計に反映させている

熱処理設備の機械設計を担当しています。もともとは製造管理スタッフとしての経験が長かったので、作りやすく、使いやすい、安全な設備の設計を心がけ、お客様や設備製造部署とも密にコミュニケーションを取りながら、大きな設備導入プロジェクトを進めています。今携わっている仕事は、自動車業界の中で重要な役目を果たしており、非常にやりがいを感じています。また、設計とはいってもデスクワークばかりでなく、現場で確認や指示をしたり、実際に作業することもあり、ものづくりの面白味を味わっています。そのほか、設備のQCD(品質・コスト・生産性)改善業務プロジェクト主担当、若手社員の教育担当等さまざまな役割を果たしています。将来のDOWAを支えていく使命感を持ちながら仕事に取り組んでいます。

04仕事のやりがい

労働慣行が異なるなかで製造スタッフを育成

2010~2014年の間、中国での工場の立ち上げに駐在員として関わったことは、非常に貴重な経験となりました。もともと海外で活躍してみたいという思いはあったのですが、海外=英語圏という勝手な思い込みがあったので、中国勤務は想定外でした。また、労働慣行や商習慣などが日本と異なる中で仕事をするのは、なかなか大変なことでした。当初は通訳を介しての会話だったので、真意が伝わりにくいといった問題もあったかもしれません。 ただ、中国の人たちは意外にフレンドリーで、長く時間を共有していくと、次第に仲間意識が生まれていったように思います。いろいろ苦労はありましたが、現地製造スタッフの育成はうまくいき、工場も順調に稼働するようになりました。私も次第に中国語が上達し、後半は通訳なしで会話できるようになり、人間関係をより深めることができたと思います。

05キャリア像

若手育成講座「プチ勉強会」を開催

私は長年製造を経験し、設計も担当することで、部門全体として何が最適であるか考えながら日々の業務に取り組むことができるようになりました。今後は後輩たちの育成にも力を入れていきたいと考えています。私の理想は、今の若手がどの場面でも力を発揮でき、職場の主力となって、活き活きと業務をリードしていけるような状態を作り上げること。そのため、業務時間の一部を割いて、「プチ勉強会」と称する若手育成のための教育講座を開催しています。若手社員との信頼関係を築き上げながら、自分自身のリーダーシップ、マネジメントスキルを日々磨いていきたいと思います。

06学生に伝えたいこと

海外で働くチャンスのある会社

DOWAでは、若い時期から規模の大きな業務に携わることができます。責任は伴いますが、やりたい事は何でも受け入れられる社風で、上司・先輩もフォローしながら見守ってくれます。また、職場は親しみやすい方が多く、親身に接してくれて伸び伸びと仕事ができる環境です。
またDOWAは海外にも拠点が多く、そこで働く機会に恵まれています。国内では経験できない文化、言語、価値観を学びながら仕事をすることによって、自身を大きく成長させ、視野も広げていくことができます。海外での仕事もやってみたいという方には魅力的な会社だと思います。

07ある1日のスケジュール

8:00
出社、メールチェック・ToDoリストの作成
8:30
ラジオ体操、現場巡視、製造部全体での朝礼
9:00
海外とのWebミーティング
9:30
設計業務・製造現場で設備の製造進捗、問い合わせ対応
12:00
昼食・仮眠
13:00
設計課内ミーティング、プチ勉強会
14:30
設計業務
16:30
夕方ミーティング。会議資料の作成、上司や先輩への相談
17:30
退社

08モットー・趣味・OFFタイム

学生時代から続けているテニスが趣味

学生時代から続けているテニスが趣味です。テニススクールのメンバーになっているので、そこで出会った人たちや職場の仲間たちと、平日・休日の夜の時間を使ってプレーを楽しんでいます。中国勤務の期間もテニスは続けていました。
また、休日は家族との時間を大切にしています。小学生の娘と遊んだり、家族で美味しいものを食べに出かけたりして、リフレッシュしています。

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