生産技術
-
Y.K
2016年入社 工学研究科
サポート部門
機械創造工学専攻修了
DOWAテクノロジー株式会社
北部生産技術センター
※所属は取材当時のものです
01志望動機
ごみ問題の解決を通して、地球に貢献したい!
「機械系のエンジニアとして、ごみ問題の解決を通して地球環境の改善に貢献したい!」。これが私の志望動機でした。今でこそ注目されているSDGs(持続可能な開発目標)ですが、私が中学生だった頃は、ごみ問題やエネルギー問題がテレビを賑わせる主たる環境問題だったと記憶しています。そうした中学生時代からごみ問題を解決したいという夢を持ち、さまざまな企業に注目してきました。そんな中、地球規模で資源循環型社会実現に向けて果敢に挑戦するDOWAが目に留まりました。決め手となったのは、仕事の幅の広さです。DOWAの生産技術部では、操業の悩み相談から設備導入&保全まで、まさに最初から最後まで関わることができ、自己成長につながると考えました。
02これまでのキャリアパス
- 2016年4月~
- 新入社員研修。改めて、DOWAは世界規模で社会問題の解決に貢献していることを学ぶ。
- 2016年7月~
- DOWAテクノロジー 生産技術部 北部生産技術センター。産業廃棄物の焼却処理やパソコン等の基板リサイクル、自動車触媒のリサイクルを事業展開しているグループ会社の設備設計を担当。事業内容や設備が異なる複数の工場を担当することで、多様な視点から提案する力を身につける。加えて、一つの案件を最後までやり通すためには、社内外の多数の方と関りを持ち、協力しながら進めることが重要なことを知る。
03現在の仕事
維持費削減など付加価値を高めた提案を目指す
小坂製錬にて、原料搬送コンベアの更新および消石灰ホッパーの更新を担当しています。
原料搬送コンベアの更新案件は、現場の作業環境改善を目的としており、粉塵の発生源対策として新規コンベアを導入するものです。ただ、導入予定のコンベアはチェーンが摩耗しやすく、維持費が高いことが難点でした。そこで、どうすればチェーンの摩耗を抑えられるか知恵を絞ったところ、速度を落としても搬送量が変わらないような方式を考案でき、またコンベアの大きさやチェーンの構造も最適化することで、チェーンの摩耗を抑えられることがわかりました。維持費に換算すれば、10年間で数千万円の違いになります。このアイデアを提案したところ、採用してもらえました。工事はこれからですが、結果が出るのが楽しみです。
消石灰ホッパーの更新案件は、設備の老朽化に伴うリスク対策として安全確保を目的に、新規に消石灰の貯槽を建設します。DOWAのノウハウを集約して付加価値を高め、ブラッシュアップした設備を導入しようとしています。
04仕事のやりがい
想定外のトラブルを収めた上司に学んだこと
自身で対応する初めての本格工事にて起きた、トラブル対応が印象に残っています。とある塩ビの排ガスダクトを耐熱性の材質に変更する場面で発生したトラブルでした。当初は図面がなく、自分で現物を測長して図面に書き起こしてから、業者に製作してもらったのですが、据付の際に寸法が合わず、取り付けられませんでした。状況を上司へ説明すると、すぐに現場へ駆けつけてくれ、業者へ対策案を複数提示し、解決に導いてくれました。その一件をきっかけにして、現場で起きた想定外の事象への対応の仕方を学び、今では多少のトラブルであれば一人で何とかできる力がついたと思っています。今でもその上司には頭が上がりません。
05キャリア像
各種の専門資格取得を目指して勉強中
「地球のごみ問題を解決すること」が私の夢です。具体的には、ごみ問題が深刻なアジア圏を中心に、廃棄物処理プラントを自らの手で建設し、その地域に貢献したいと思っています。そのために今私ができることは、たくさんの経験や実績を積み上げ、プラント建設ができるような知識や技術を身につけることです。そこで、エネルギー管理士をはじめとする各種の専門資格取得を目指して勉強中です。将来、DOWAの仕事を通して世界の環境課題解決に貢献できるエンジニアになることを目指しています。
06学生に伝えたいこと
会社は自己実現するための一つの“場”
会社は自己実現をする一つの“場”であると考えています。DOWAは私にとってまさに最適な“場”です。世界を舞台に持続可能な社会の実現に貢献したいという方は、特にマッチしていると思います。DOWAでは多様な事業を展開しており、幅広い設備に触れることができます。機械を専門とするエンジニアとしては、多様な設備・機器に触れることは自己成長に申し分ない環境だといえます。ただし、実務においては、学生時代の専攻だけにとらわれない幅広い分野の知識が要求されます。このためDOWAで働くエンジニアは、常に成長することが求められます。
07ある1日のスケジュール
- 7:45
- 出社
- 7:55
- ラジオ体操
- 8:00
- 朝のミーティング、KY(危険予知)対策
- 8:30
- 工事朝ミーティング、現地調整
- 10:00
- メールチェック、構想検討業務
- 12:00
- 昼食(愛妻弁当)
- 12:45
- 工事進捗確認
- 13:30
- 設備検討のための試験実施
- 15:30
- 試験結果まとめ、報告
- 16:30
- 日報記載、翌日のTo do list作成
- 16:40
- 退社。愛する妻と息子が待つ家へ帰り、子どもと遊ぶ
08モットー・趣味・OFFタイム
平日は家事・育児に奮闘、休日は家族で観光
独身時代は、日本海に沿ってドライブしながら釣りを楽しんでいました。その後、結婚して子どもが生まれたので、最近は家族を連れて、秋田県内とその周辺の観光を楽しんでいます。
また、妻の許しを得て、友人とよくキャンプに出かけます。気を許せる仲間と過ごす時間はかけがえのないものです。
平日の定時後は、家族と過ごす時間を大切にしています。特に子どもがまだ幼く大変な時期なので、家事や育児に奮闘しています。
同じ事業に所属する社員
-
研究開発 M.Y 2019年入社 資源系
-
経理 M.L 2019年入社 文系
-
その他技術 P.H 2015年入社 資源系
-
営業 Y.O 2012年入社 文系
-
営業 S.S 2010年入社 文系
-
その他事務 T.T 1996年入社 文系
-
製造 Y.S 2017年入社 金属系
-
製造 S.F 2017年入社 金属系
-
資源開発 T.A 2017年入社 資源系
-
営業 Y.K 2016年入社 文系
-
生産管理 Y.I 2019年入社 文系
-
研究開発 M.F 2017年入社 化学系
-
研究開発 H.S 2010年入社 化学系
-
研究開発 O.T 2014年入社 その他理系
-
研究開発 S.K 2007年入社 化学系
-
営業 T.O 2006年入社 文系
-
研究開発 T.I 2014年入社 金属系
-
営業 N.H 2018年入社 文系
-
研究開発 S.H 2014年入社 資源系
-
製造 N.K 2006年入社 その他理系
-
生産管理 H.Y 2016年入社 文系
-
生産技術 K.N 2017年入社 電気系
-
生産技術 Y.K 2016年入社 機械系
-
生産技術 R.K 2003年入社 電気系
-
経理 R.H 2018年入社 文系
-
その他事務 K.M 2009年入社 文系