生産技術
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R.K
2003年入社 工学研究科 電気電子工学専攻修了
サポート部門
DOWAテクノロジー株式会社
西部生産技術センター※所属は取材当時のものです
01志望動機
限られた時間内で出会った最良の企業。
それがDOWA
大学では、磁性材料の研究をしていました。仕事をする上でも磁性材料に関わることができたらと思い、就職先を探していたところDOWAのメタル粉のことを知りました。そこからDOWAのことを調べていく中で、磁性材だけではなくいろいろな機能性材料を手掛けていたり、製錬や環境事業があることを知り、次第に興味が膨らみ、入社したいと思うようになりました。
02これまでのキャリアパス
- 2003年~
- 西部生産技術センターにて、エコシステム岡山の新炉建設プロジェクトに参画。操業により発生する灰の適正処理方法の検討や、その他基礎試験などを担当。
- 2005年~
- 操業が始まった新炉の電気関係の担当者として、建設・改善・メンテナンスを実施。他にも、岡山地区各所の電気改善も担当。
- 2009年~
- 中国での家電リサイクル事業への参入にともない、プラント建設プロジェクトに参画。西部生産技術センターから蘇州へ、そして上海へ異動し、電気担当者として新プラントの建築・電気関係設備の検討・施工管理などを実施。建設後は改善・メンテナンスを実施。
- 2012年~
- 帰国後、西部生産技術センターへ戻り、旧鉱山跡地である柵原鉱水処理場の建設プロジェクトに参画。設備検討リーダーとして、土木・建築・装置類の構想検討、メンバーの意見集約および最適案の展開、工程管理や施工管理などを実施。専門の電気業務では、回路設計からプログラム設計まで幅広く対応。
- 2014年~
- 岡山事業所各社の電気案件を主導するリーダーとして活躍。現在に至る。
03現在の仕事
チーム運営を統括すること、
そして若手への技術サポートを行うこと
DOWAグループ各社への技術的なサポートをするのが、DOWAテクノロジーの役割。現在、私は電気案件を主導する立場で、チーム運営を統括すること、若手への技術サポートを行うことを担っています。各所から上がってくる設備改善や新設案件を実現するために構想設計・基本設計を行い、工事の段取りや工程管理などを実施。そしてメンバーへの業務配分を行いながら、一人ひとりの業務遂行をフォローしています。もちろん、プレイングマネージャーとして自らも各種案件に関わり、メンバーと一緒に現場で試行錯誤しています。 ポリシーとしては「工場の現場で働く人々にどれだけ貢献するか」を常に考え、操業する側の目線に立って、最適な設備やプログラムを形成したいと思っています。私は事あるごとに現場へ足を運びます。現場の方々の声に耳を傾け、現場の課題を一つひとつ浮き彫りにして、現場第一主義の改善アプローチを心がけています。それが製造パフォーマンスを最大化する一番の近道であると信じています。
04仕事のやりがい
ユーザーもライバルも世界中にいる。
変化の多さに、まったく飽きない
チームでの取り組みにより現場に貢献できたとき、達成感とともにやりがいを感じます。例えば新規磁性材料設備の自動化案件では、現場のメンバーと議論しながらさまざまなアイデアを具現化して工数削減に貢献し、「一役買えた」という手応えを実感しました。大きなプロジェクト案件でも、小さな改善案件でも、最終的に「あなたに頼んで良かった。ありがとう」と言ってもらえたとき、すべての苦労が報われます。 振り返ると、中国の家電リサイクル工場建設プロジェクト参画が、私のキャリアの転機だったと思います。機械担当の後輩と二人で中国の現地に入り、いきなり現場の設備工事を統括する立場になりました。仕事のやり方などを自ら考え、判断して、現場を動かしていかなければならない日々が始まりました。一番大変だったのは協力会社の開拓とその管理。こちらの求める仕様に見合う協力会社が少ない状況下で、まず会社調査からスタート。工事が始まってからも、日本以上に厳密な工程管理が必要でした。異文化でのコミュニケーションの難しさ、日本の常識が通じないもどかしさ、社員のモチベーションを上げる方法を探りながら実践する苦労など、大変な毎日でしたが、あの現場でマネジメントのコツを学んだような気がします。
05キャリア像
電気・機械・化学に通じる総合的な知見と
スキルで挑んだプロジェクト
鉱水処理場建設の際、電気系の私が機械系の後輩にアドバイスしながらプロジェクトを引っ張っていき、完工させたことが私にとっての最大成果でした。入社当初から化学工学的な業務や設備の機械的な保全・改善の業務が多く、その経験の中で電気・機械・化学に通じる総合的な知見とスキルが身につきました。DOWAで働く面白さは、自らの専門分野を超えて幅広い力を得て、プロジェクトリーダーとして活躍できること。それを実感できたのが鉱水処理場建設プロジェクトでした。このプロジェクトの主導経験を経て視野が広がり、今では設備の不具合や改善を考える際、機械的側面と電気的側面の両方の視点から対策を考えられるようになっています。 今後の目標は、西部生産技術センターの底上げと業務効率化。各メンバーにチャレンジ案件を割り当て、実際の仕事を経験しながら全員で成長していきます。総合的なチカラを有するメンバーたちのチームワークをもってすれば、必ず実現できると私は信じています。
06学生に伝えたいこと
DOWAには電気屋、機械屋の活躍する場が数多くある
DOWAには電気屋、機械屋の活躍する場がたくさんあります。それは想像以上のものです。しかも電気分野に加えて、機械・化学・システムなどの知見・スキルも身につけながら、若いうちから大きなプロジェクトの設備工事を主導する立場で活躍する機会が与えられます。それは、本当にやりがいに満ちたチャンスです。電気屋、機械屋の活躍フィールドはいろいろありますが、ここDOWAも、一つの候補にしてみてください。そして、我々の経験談を聞いてほしいと思います。きっと、あなたの気持ちに響くストーリーになると思います。いつか一緒に働ける日がくることを楽しみにしています。
07ある1日のスケジュール
- 7:30
- 出社
- 9:00
- 工事監督
- 11:00
- 現場との打ち合わせ
- 12:00
- 昼食
- 14:00
- 現場作業
- 15:00
- 図面作成や検討
- 18:00
- 退社
08モットー・趣味・OFFタイム
「忙しいのは皆一緒」という思いを忘れず、相手の立場を考えるようにしています
趣味は、ドライブ。休日には、愛車を駆ってお気に入りの場所へ出かけています。運転中に今まで知らなかった道を開拓したり、初めて見る光景に出くわしたりとワクワクする体験ができます。 日々心がけていることは「忙しいのはみんな一緒」という思いを忘れないこと。自分のことばかり考えるのではなく、相手のことも考えた行動ができるようにしています。
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