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研究開発
M.Y

2019年入社 エネルギー科学研究科
エネルギー社会・環境科学専攻修了
DOWAエコシステム株式会社
環境技術研究所

環境・リサイクル

※所属は取材当時のものです

01志望動機

エネルギー・環境分野への興味がきっかけ

高校時代からエネルギー・環境分野に興味があり、大学では再生可能エネルギー分野の材料を研究。研究室には留学生が多数いて、彼らのサポートをするうちに、自分も留学したいと思うようになりました。その結果、大学院の時にタイに留学することができ、持続可能性についての講義を受け、地域社会への再生可能エネルギー導入に関する政策について研究しました。就職活動では、アジアで環境事業を行っている会社としてDOWAの存在を知り、「ここだ!」と直感、幸運にも入社することができました。

02これまでのキャリアパス

2019年4月~
東京の研修センターで同期とDOWAについて学ぶ。2週間かけて全国のDOWAの工場拠点を巡回。この時期は同期と毎日のように飲み明かした思い出がある。
2019年6月
1か月間かけてエコシステム秋田の工場で研修。現場の人達を質問攻めにし、現場の知識を吸収
2019年7月~
DOWAエコシステム 環境ソリューション室 環境技術研究所(秋田県大館市)に配属。「貴金属含有廃液のリサイクル」というテーマが与えられ、新しい手法を見いだす。その後、リチウムイオン電池のリサイクルプロセス開発のチームに入る。リサイクル設備の手順書を作成、安全配慮の観点で不足を指摘され、何度も修正して完成。安全第一で仕事を進めることの大切さ痛感。

03現在の仕事

DOWAエコシステムの
10年後を支える

環境技術研究所の役割は、10年、20年後のDOWAエコシステムの新規事業を開発することです。研究テーマは、産業廃棄物の安全な処理と、処理後物からの有価物回収に関するもので、すべて事業化が前提となっています。 産業廃棄物の種類はさまざまで、また同じ種類のものでもその性質は均一ではありません。研究対象は既に世に出回っており、将来的に廃棄物として多量の排出が見込まれるものになります。 当初、自分は研究の足を引っ張っているだけではないかと心配していたのですが、上司・先輩のサポートが非常に手厚く、分からないことは直ぐ相談でき、試験の報告書を出す度にフィードバックをいただきました。おかげさまで、最近は少しずつ知識が増え、ある程度手応えのある結果が出せるようになり、楽しく研究できています。

04仕事のやりがい

初めてのテーマで結果を残し、
社長からも高い評価

金属含有廃液のリサイクルについて、入社1年目の7月から研究を始め、9月に社長をはじめとする経営幹部の前でその成果を発表する機会がありました。自分が配属先で与えられた初めての仕事であり、研究段階から自分なりに考え、周りの方々と相談しつつ進め、出した成果でした。発表練習から要旨作成まで、上司や先輩方にフィードバックをもらいながら臨んだ発表でしたが、社長からは「非常にインパクトのある発表だった」と評価していただきました。私の発表は一つの結果にまでたどりついていた点が評価されたのだと思います。夢中で取り組んだ仕事でしたが、短期間で一定の結果にたどりつき、評価もいただけたので、やりがいを感じることができました。

05キャリア像

アジア圏の環境問題解決に
力を発揮したい

学生時代にタイに留学した経験があるので、将来的にはアジア圏の工場で、廃棄物処理事業をマネジメントしてみたい。 アジア圏では経済成長が著しいにも関わらず、廃棄物処理が十分に行われていないことから、環境問題が発生しています。DOWAエコシステムは、この問題の解決に事業として貢献できるポジションにあり、自分もその一助となって力を発揮したいと思います。 現在は研究所勤務ですが、いずれ海外の工場をマネジメントしたいので、今後は工場の操業も経験し、必要な知識を吸収する実務経験を積みたいと考えています。

06学生に伝えたいこと

得意領域を持ったスペシャリストがそろい刺激的

DOWAは同期、先輩、職場、現場に至るまで、会う方が話しやすい人ばかりで驚きました。配属された職場には、風貌から一見怖そうな印象の方が何人かいらっしゃったのですが(笑)、実際は優しい先輩ばかりで、新人の自分を何かと気にかけてくださり感激。今では冗談を言い合う関係にまでなることができました。 研究所の皆さんは、それぞれ歩んできたキャリアがバラエティーに富んでおり、さまざまな得意領域を持ったスペシャリストばかりです。また、人間的にも個性に溢れていて、魅力的な方がたくさんいらっしゃいます。日々、刺激を受けられるこの環境に身を置けて自分は幸せだなと感じるとともに、自分も皆さんから一目置いていただけるような得意分野を作りたいと考えています。

07ある1日のスケジュール

7:45
出社。メールチェック・朝のプロテインを摂取
8:00
朝礼、ラジオ体操、朝のミーティング
8:40
試験開始
12:00
昼食。休憩部屋に若手社員が集まって食事
13:00
午前の試験の続き
15:00
分析データをチェックして報告書を作成
16:30
明日の予定をチェック、試験計画確認
17:20
退社。帰宅後、ランニングと筋力トレーニング

08モットー・趣味・OFFタイム

モットーは「楽しそうな方向に突き進むこと」

留学中にタイのご飯とビールが美味しすぎて15kgも太ってしまいました。これではいけないと一念発起、入社後は痩せるためにランニングと筋トレを開始。これが思いの外心地よく、今では止められなくなりました。秋田は夏でも夕方になると涼しく、川沿いを走ると心地よい風を感じることができます。
休日は釣りに行ったり、BBQしたりとアウトドア派。学生時代、自転車で北海道を一周したことがあり、今も2台の自転車を使い分けて近隣のサイクリングを楽しんでいます。 モットーは「楽しそうな方向に突き進むこと」。仕事もプライベートも、そんな生き方をしていきたいと考えています。

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