多様性を受け入れる柔軟さと
変化を楽しむ前向きな気持ちを重視。
人事部 部長
片桐 敦
1985年、同和鉱業（現DOWAホールディングス）入社。秋田県の鉱山で3年間、経理を中心とした現場管理業務を経験した後、本社で企画部門、人事部門、総務部門、秘書部門などの幅広い管理系業務に従事。その後、DOWAメタルマインの取締役亜鉛事業部長、取締役企画室長を経て、2018年4月より現職。趣味はゴルフと釣り（ハゼ専門）。最近はキャンプ芸人のネット動画を見たことを機に、ソロキャンプや庭キャンプを始める。
1884年の創業以降、私の入社した1985年頃までの約100年間は、DOWAの事業の中心は鉱山・製錬事業でした。当時はおっとりした社風で、優秀と言われる人には親分肌で人格的にも優れた豪放磊落なタイプが多かったようです。1980年代以降、多角化によってエレクトロニクスや自動車業界に本格的に参入したため、求められたのは新たな事業の創出を目的とした、自律的かつ迅速な挑戦です。
現在、DOWAグループは、5つのコアビジネスで国内外100拠点以上で事業展開しています。多様性を受け入れる柔軟さと、変化を楽しめる人材を必要としています。新卒採用においても、6項目（主体性、挑戦意欲、スピーディー、やり抜く力 、論理的思考力、柔軟なコミュニケーション）を重視しています。
DOWAでは、「入社3年で一人前に」をモットーに、新人・若手社員への充実した育成プログラムを用意しています。もちろん、入社4年目以降もキャリアの節目で、必要なスキル開発を促す階層別教育を実施しています。また、職場OJTにおいて、若手社員にも責任ある大きな仕事を任せて、自発的な成長を促すことが特徴的です。私自身も入社4年目に企業理念の再構築を事務局として任されたことや、30歳で幹部社員の報酬制度の大改革を手掛けたことは、成長の機会として印象深い思い出です。
学生の皆さんには、是非好奇心をもって、新しい事や知らない世界に果敢に挑んで欲しいです。学生時代にはいろいろな事に挑戦できる機会に溢れています。たくさんの失敗を積み重ねることも、自分の世界を広げる貴重な経験であり、後々きっと役立つ日が来るでしょう。失敗を恐れず、熱い想いをもって果敢に挑戦した経験をたくさん持った人材を、DOWAは迎えたいと思います。
