Smelting
製錬
製錬部門は、湿式・乾式製錬や有価金属回収技術などの独自技術と複数の製錬所のネットワークによって多様な原料から20種類以上の金属を回収しています。
コア技術
亜鉛製錬技術
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- 世界トップレベルの残渣処理、不純物除去技術
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- 世界唯一の残渣処理技術により、多数の有価金属を回収しつつ廃棄物はゼロ
- 独自の添加剤を用いた不純物除去によって高純度亜鉛を生産
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- 鉱石からだけでなく、鉄鋼ダスト(亜鉛二次原料)からの金属回収技術
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- 二次原料による亜鉛の再資源化を推進
- 不純物対応力の高い溶媒抽出法を採用
リサイクル原料からの金属分離回収技術
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- 基板からの金属分離・回収技術
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- TSL炉(Top Submerged Lance炉)をリサイクル特化型製錬炉として活用
- 小坂製錬の銅・鉛製錬と秋田製錬の亜鉛製錬の相互活用により、コンビナート機能を発現し多種多様な金属を回収
- 銅電解採取法の採用により、貴金属と不純物の対応力を強化
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- 使用済み触媒からのPGM(Platinum Group Metals)回収技術
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- 原料中のPGM含有量を正確に評価
- 乾式プロセスによるPGMの分離
コア技術の活用事例
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- 亜鉛製錬技術
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- 代表的なプロセス
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- 技術の特徴(差別化ポイント)
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- 世界唯一の残渣処理技術であるヘマタイトプロセスによって、InやGeなどの様々な有価金属を高収率で回収し、なおかつ廃棄物ゼロを達成している
- 独自の添加剤を使用することによって亜鉛純度が99.995%以上となるような高水準での不純物除去を達成
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- ヘマタイトプロセス
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- 代表的なプロセス
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- 技術の特徴(差別化ポイント)
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- 世界唯一の残渣処理技術であるヘマタイトプロセスによって、InやGeなどの様々な有価金属を高収率で回収し、なおかつ廃棄物ゼロを達成している
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- 基板からの金属分離回収技術
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- 代表的なプロセス
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- 技術の特徴(差別化ポイント)
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- リサイクル原料を主体とした銅、鉛複合製錬により、多種多様な金属を回収
- 銅電解採取法の採用により、貴金属と不純物の対応力を強化
- 原料を細かく粉砕し、サンプルを採取する事で原料の品位を正確に評価
- TSL炉(Top Submerged Lance炉)をリサイクル特化型製錬炉として活用
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- 亜鉛二次原料からの金属回収技術
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- 代表的なプロセス
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- 技術の特徴(差別化ポイント)
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- 鉄鋼ダスト由来の粗酸化亜鉛といった二次原料から亜鉛を回収することで、亜鉛の再資源化を推進
- 溶媒抽出による亜鉛回収を採用することで、ハロゲンのような不純物の対応力が高い
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- 使用済み触媒からのPGM回収技術
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- 代表的なプロセス
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- 技術の特徴(差別化ポイント)
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- 原料を細かく粉砕し、更にそこから代表性の高いサンプルを採取する事で、原料の品位を正確に評価
- 日本でも珍しいPGMの乾式処理プロセス(ROSEプロセス)は、大量の原料を短時間で効率よく処理出来る事が特徴