「めっき」とは?(豆知識)
めっきとは?
"めっき"とは金属や非金属などの固体表面に金属を成膜させる技術の総称のこと。
めっきの目的
めっきには、その目的によって「防食めっき」、「装飾めっき」、「機能めっき」に大別されますが、当社では「機能めっき」を行っています。
防食めっき
(亜鉛(Zn)、錫(Sn)、ニッケル(Ni)めっき等)
素材の腐食やサビを防ぐ目的。
最も多く利用されるめっき。
装飾めっき
(クロム(Cr)、金(Au)、銀(Ag)めっき等)
見た目を美しく装飾。
防食めっきと並び、代表的なめっきの利用例。
機能めっき
(金(Au)、銀(Ag)、銅(Cu)、錫(Sn)、ニッケル(Ni))
耐久性や信頼性等の機能を付与することができるめっき。
(電気伝導性、はんだ付け性等を付与)
どうやってめっきをするの?
めっき加工方式は様々ありますが、当社ではフープめっき方式を採用しています。
めっきの仕組み
めっき液中で素材と陽極板の間に電気を流すと液中に溶けている金属イオンが素材表面で還元され素材上に金属の膜(めっき被膜)が形成されます。