当社の強み
先進的な製造設備
当社設備はQCD強化はもとより、地域環境の保護、従業員の安全・働きやすさにも配慮した設計となっています。
新棟(P棟)
2023年完工予定の新棟
新棟(P棟)の建設に着手しています。ソーラーパネルや省エネ空調システム等、環境に配慮した設計となっています。
立体倉庫
保管の省スペース化や空調等による保管条件の最適化に加えて、場内物流の効率化・従業員の負担軽減に貢献しています。
複数めっき種 一貫加工ライン
これまで別々の工程で行っていた銀(Ag)めっき、錫(Sn)めっき加工を一貫で行えるようにしたラインです。リードタイムの短縮(短納期化)や管理の効率化を実現しています。
ビオパレット
DOWAハイテックの敷地内には、微生物や昆虫など自然の生態系の持つ浄化能力を利用した環境にやさしい水質浄化施設「ビオパレット」が設置されています。
プラント処理された排水がビオパレット内で構築された生態系を通過することで、さらに浄化された水に変わります。
デジタル技術の積極活用
当社ではデジタル技術を積極的に活用し、優れた操業管理体制や品質保証システムを構築しています。
・全めっきラインに画像処理装置を導入し、コイル全長を確認しています。
・操業状況や履歴をデータベースで管理し、リアルタイムで確認しています。
めっきの技術力
当社ではお客様からのニーズをもとに、めっき膜開発やめっき加工技術の向上等めっき事業に関わる様々な技術開発を行っています。
技術開発の専任チームを製造拠点のDOWAハイテック㈱内に配置し、研製一体となった開発体制を整えています。また開発専用のめっきラインなど技術開発に特化した設備も保有しており、高度で効率的な技術開発を行っています。
グローバル展開
当社ではマザー工場であるDOWAハイテック㈱(埼玉県本庄市)を中心に、タイに2拠点メキシコに1拠点の計4拠点で事業展開しております。
国内外すべての拠点において同一の技術標準に準拠して加工条件を設定しているため、同一の品質を保証することが可能です。また海外拠点では現地材へのめっき加工も可能で、現調化の様々な要求にも柔軟に対応させて頂きます。
DOWAグループの一員
当社は鉱山・製錬事業を創業の礎とするDOWAグループの一員です。お客様からの幅広いニーズにグループ各社と連携してお応え致します。
一例としてDOWAテクノロジー㈱との連携についてご紹介いたします。DOWAハイテック㈱と同じ敷地内にDOWAテクノロジー㈱関東テクノセンターがございます。こちらでは幅広い分析機器を所有しており、お客様のニーズに応じた様々な分析が可能です。
表面分析装置一覧
分析装置 | 対 象 | 性 能 | |
---|---|---|---|
表面分析 | FE-SEM+EDS | 【固体 粉、金属】 表面の凹凸、大きさ、形状 |
20~40万倍 分解能1.0mm(加速電圧15kV) |
FIB | 粉体・結晶・メタルの微細断面、薄膜 | SIM撮影 150~3万倍 | |
TEM+EDS | 【固体 粉、金属】の高分解能透過電子像 | 数千~150万倍 点分解能0.23nm | |
SPM | 固体表面の凹凸、形状 | DFM、AFM測定 非接触測定 | |
FE-AES+EBSD | 【固体 粉、金属】の表面、深さ方向の 元素 | ~50,000倍 実用 >0.1% | |
EPMA+EDS | 【固体 粉、金属】の元素存在状態 | 40~10,000倍 二次電子像分解能6nm(WD11mm,30kV) | |
XPS | 【固体 粉、金属】の表面状態 | 深さ数十オングストローム 最小分析領域10µm |
|
FT-IR | 固体の同定 | 顕微測定 20µmΦ~ | |
化学分析 | ICP-OES | 溶液中の金属成分 | 溶液:0.1mg/+、固定: 10ppm~ |
ICP-MS | 溶液中の金属成分 | 溶液:0.01mg/+、固定: 1ppm~ | |
IC | 溶液中のイオン成分 | 0.1mg/L~ | |
LC-MS/MS | 親水性有機化合物 | 0.001mg/L~ | |
GC/MS | 揮発性のある有機化合物 | 0.1mg/L~ | |
ONH計 | 高温で熔解もしくは分解する固体 | 50ppm~5% | |
UV/VIS | 紫外吸収もしくは有色液体 | 50ppm~5% | |
XRF | 固体試料の定性分析 | 1%~ | |
XRD | 粉体 | 1%~ | |
TG-DTA | 粉体 | TG測定レンジ ±400mg、DTA測定レンジ±1000µVc |