INTERVIEW
社員インタビュー

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分析のスペシャリストを志すも、
会社選びで最終的に決め手となったのは、“人”。
やりたい仕事と同じくらい、一緒に働く人は重要。
表面分析スペシャリスト
基礎工学研究科・材料工学専攻 修了
DOWAテクノロジー株式会社 関東テクノセンター マネージャー
※所属は取材当時のものです
PROFILE
学生時代はYOSAKOIソーラン部に所属し、全国各地のお祭りに出向いては踊っていた。今は、妻のダメ出しに耐えながら?家事と子育てに日々奮闘している二児の父という顔も持つ。
CAREER PATH
2007年(入社) 関東テクノセンター

DOWAグループ各社からの表面分析依頼対応(常時) 等

2013年 西部テクノセンター

研究開発部門へ働きかけ、分析ニーズや分析部門への要望発掘と対応

分析装置の管理と、研究員への装置取扱い指導

最先端の電子顕微鏡調査と導入

評価装置自動化、電子顕微鏡設備改善による労働生産性の向上

老朽化装置更新による操業リスクの低減 等

2017年 関東テクノセンター

DOWAグループ各社からの表面分析相談や分析手法の提案、依頼対応(常時)

最新の分析技術、装置の情報収集

DOWAグループ内の分析ニーズ把握と対応

新規装置の調査と導入

熟練技術者が持つ技術の継承

後進の指導育成

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DOWAを選んだ理由
分析業務に就きたいという希望を 明確にして、就職活動を行う。
大学院では金属材料を研究していました。なかでも分析に興味がありました。ですので、就職活動に際しても分析業務に就くことを目標にしました。
色々な企業を検討していくなかで、DOWAは製錬という金属の大元から、めっきや熱処理といった金属加工材料や金属部品の製造、伸銅、粉体など幅広く金属を扱っている点に注目しました。さらには、環境・リサイクルまで広範な事業を行っている点にも興味が惹かれ、ここなら色んな展開が期待できそうだなと感じました。
しかし、最終的に決め手となったのは“人”なんです。やりたい仕事がそこにあることはもちろん重要ですが、一緒に働く人も同じくらい重要だと思います。
選考途中の工場見学では分析センターを見せていただきました。高性能の電子顕微鏡などそれまで触ったことのないような分析機器がたくさんあって凄いなという印象を受けました。ですが、それ以上に印象的だったのは、対応していただいた若手の先輩社員ほか人事担当者などお会いする方々に、一緒に働きたいと思える人が多かったことでした。採用担当の方が、自分の話を真剣に聞いてくれて真摯に向き合ってくれたことも大きかったと思います。
表面分析の仕事とは
電子顕微鏡を用いて現象を解明することで、
現場の問題解決や研究開発推進を支援する仕事。
私が担当する分析業務は、主に金属などを電子顕微鏡で調べる表面分析です。
グループ各社からあらゆる分析依頼が舞い込みます。問題の出た製造品の原因特定、研究開発部門からは入手したサンプルを調べて欲しいとか、また製造現場からは故障した設備の部品を切り取り取って持って来られ原因を調べて欲しい...など、ほんとうに色々ですね。
具体的な例としては、製品から微量の異物などの不純物が見つかり、その組成を解析してどの工程で付着したものかを調べます。分析によって明確な答えを出せることが、この仕事の面白さです。結果次第で大金が動く場合もありますから、ケースによっては複数の分析方法を駆使して確実に証明します。
そのような日常業務と平行して、分析設備の改善や、分析業務の効率化にも取り組んでいます。
西部テクノセンターに異動して最初に手掛けたのは、装置更新と自動化の推進でした。主要評価装置の老朽化が進んでいまして、突然故障し修理も不可能で分析操業がストップしてしまう可能性のある状況でした。関係各所へ状況説明し、新装置導入の意思統一、装置選定と導入を行いました。導入後は製造や研究各所と連携し、新装置への移行を主導しました。同時に自動化設備も導入し、これまで手作業で行っていた工程を自動化し労働生産性を向上させました。
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この仕事の魅力・やりがい
やればやるほど技術と経験が蓄積され、 スキルアップするのが、分析という仕事。
製品不良やトラブル対応案件では短時間での原因究明が求められます。現場からの状況説明や分析手法の打ち合わせを行っている時は緊迫感がありますが、同時にフツフツとやる気も湧いてきます。分析によって原因が特定できた(不良原因が自社に無い事を証明できた)ときは、大きな達成感がありますね。
事業領域が広いDOWAグループ全体の支援を行っているため、分析対象も原料、中間製品、製品、設備部品など多岐に渡ります。苦労は多いですが、有用な結果が出て問題解決に繋がったときはやりがいを感じます。
また、ユーザー獲得のために研究開発では様々な試作品を作製します。分析で評価するのは完成試作品だけでなく、原料や中間工程品もあります。ユーザーへの試作品提出スケジュールが非常にタイトな場合、場合によっては休日対応で評価を行う事もあります。でも、無事に提出されたときは緊張感から開放され、さらにユーザー獲得に繋がったときは、分析をやっていて良かった!と感じますね。
分析という仕事は技術的要素が強く、やればやるほど貴重な経験が蓄積され、試行錯誤すればするほど自身の技術向上に直結する点も大きな魅力かと思います。
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今後の目標・夢
テクノセンターを分析の専門会社として、 ひとつの事業会社になるまで成長させてみたい。
これまで10年ほど分析業務に携わってきましたが、日々試行錯誤や新たな発見があり、自分自身のスキルアップを実感しています。さらに経験を積み自身のレベルを向上させるだけでなく、後進の育成にも力を入れ、さらに強い組織にしたいと考えています。
現在、分析部門は一部で外部からの受注はあるものの、基本的にDOWAグループ各社からの依頼を受けて分析・評価を行うサポート会社という位置付けです。将来的にはさらに技術レベルを向上させて、グループ内だけに留まらず幅広く分析案件を受け入れる組織にしたいですね。
これはあくまで個人的な思いなのですが、分析の専門会社として1つの事業会社になるまで成長させてみたいです。
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