みんなを巻き込み、最高のサンプルをつくりこみ、
それを量産化へと導き、
さらにはベストセラーへ。
東 優磨 Yuma Higashi
電子材料
2014年入社 理工学部 化学専攻修了
DOWAエレクトロニクス株式会社 電子材料研究所
趣味は、バスケットボールとスノーボード、そして音楽とお酒。座右の銘は「準備は大切に」。夢は、ペンション経営。
Career path
2014年~
入社以来、電子材料研究所にて、一貫して太陽電池等に使用される導電ペースト用銀粉の開発を担当。
入社理由
「ここだ!」と思ってDOWAの門を叩いた。
決め手は「等身大の自分」を見てくれたから。
環境破壊や資源の枯渇などがクローズアップされる今の社会を見ていて、おぼろげながら、そのような社会問題に貢献できる会社がいいなと考えていました。そんな中でDOWAと出会ったときに「ここだ!」と思ったのがきっかけです。入社の決め手は、「等身大の自分」を見てくれた、と感じたから。最終面接のときに「なんでバスケ始めたの?」と聞かれ、とっさに「点がいっぱい入るからです」と答えたら、会場が爆笑に包まれました。思わず素が出てしまった瞬間でした。「もっと他に理由はないの?」と突っ込まれたときには、「やべっ、落ちた」と思いました。でも、結果は内定。あの爆笑でお互いが打ち解け、DOWAが嘘偽りのない等身大の私を受け入れてくれたのかもしれません。
現在の仕事
常に実用化とユーザーフレンドリーを意識した研究開発アプローチ。
私が開発を担当する導電ペースト用銀粉は、DOWAの電子材料事業の中でも指折りの売上を誇る商品で、業界でトップシェアを獲得しています。一方、太陽電池そのものを開発する当社ユーザーも絶えず高機能・高品質を目指し、数か月のスパンで新商品をリリースし続けています。よって、その材料である導電ペースト用銀粉の要求特性も高く、需要も旺盛です。さらには参入メーカーも多いため、非常に競争の激しいマーケットとなっています。電子材料研究所ではその激しい競争に勝ち続けるため、ユーザーニーズに合致した銀粉の開発を先駆けて行い、ユーザーに継続的にサンプルを提案しています。ユーザー工場の製造フローに合わせた使いやすい材料の作りこみも行うなど、常に実用化とユーザーフレンドリーを意識した研究開発アプローチを行っています。
仕事のやりがい・醍醐味
チームパフォーマンスによるものづくりこそ、今の仕事の醍醐味。
今の仕事である導電ペースト用銀粉の開発は、「みんなで作る」、あるいは「みんなでトータルコーディネートをしている」、そんな実感があります。例えば、こんなエピソード。ある日、ラボで試作したサンプルがユーザーで評価良好の結果を得て、現場の実機で製造させてもらう機会がありました。結果的にはいきなり量産化はできず、現場オペレーターの方を大いに困らせるはめに。この経験から、開発からユーザーに届けるまでの製品化は研究だけでどうにかできるものではなく、生産技術、製造部、現場オペレーターを巻き込んでの試行錯誤の日々を経て、初めて果たせるものだということを学びました。「特性のいいものだけを追求する」学生時代の研究とは明らかに違うのです。つまり、量産化を見据えてのサンプルづくりができなければ、ダメなのです。以来、私は研究開発を進めながら常に設備担当者や現場オペレーターのもとに通うよう心がけています。製造に必要なポイントをヒアリングして課題を洗い出し、その上で製造プロセスの改善を繰り返し、量産化を見据えたサンプルづくりに挑み続けています。周囲を巻き込みながら自らの仮説を検証し、最高のサンプルをつくる。それを量産化へと導き、さらにはベストセラーをみんなで目指す。このチームパフォーマンスによるものづくりこそ、今の仕事の醍醐味であると思っています。
最大のチャレンジテーマ
量産化試作を成し遂げ、ビッグビジネスの創造を。
現在、私は取引先の中でも特に大手ユーザーの試験検討ミッションを担っています。試験のハードルが高く、悪戦苦闘を続け半年が経過。最近、ようやくラボサンプルがユーザーで良好な結果を得られ、量産レベルでの試作段階へと移っています。数か月単位で商品が入れ替わるという状況の中で、ユーザーの新商品モデルに入り込めるかどうかの鍵は、サンプルワークから量産化へのリードタイム。ユーザーの評価結果を受け、その後、どこよりも早く量産化へと導けるかが勝負の鍵を握るのです。プレッシャーもありますが、量産化試作を成し遂げ受注に至れば、それこそビッグビジネスにつながります。ぜひ次世代の導電ペーストに自分が開発した銀粉が採用されるよう、全力でチャレンジしていきたいと思います。
DOWAについて伝えたいこと
視野を広げ、経験の幅を広げられる環境がDOWAにはある。
DOWAの研究開発部門で働く面白さは、色々な視点から事象を見ることのできる環境があるということ。ここでは研究員という立場だけではない働き方ができます。現に私も2年目には、製造部で実際に製造ラインを動かす経験をしました。また、3年目には建設案件にも関わりました。その結果、「製品を開発する」「製品を作る」「設備を作る」という3つの視点からものを見ることができるようになりました。これからはお客さまのもとへ伺い、製品を提案し、売り込むという視点もどんどん身に付けていきたいと思っています。「これって自分の仕事なのかな?」と思うような場面も多々ありますが、色々なことを経験しながら視野を広げ、経験の幅を広げられる環境は、飽きっぽい自分にはとても合っていると感じています。
  • 現場に出向いてオペレーターと状況確認

  • 事務所に出社。メールチェック

  • 実機で試作

  • 昼食

  • ラボで実機試作品の評価

  • 現場に戻って試作

  • ビーカー試験・データ整理

  • 退社

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