EXAMPLE
設備開発・改善事例

DOWAテクノロジーの生産技術エンジニアは、
日々、多種多様な生産の現場で設備開発や改善に取り組んでいます。
そんな中から、いくつか具体例を紹介します。
CASE
01
微量PCB含有廃棄物処理プロジェクト
微量PCB含有廃棄物(柱上トランスなど)を無害化するプラントの建造に際しては、DOWAテクノロジーがプラント全体の構想設計から立上げまで主体的に取り組みました。特に、廃棄物処理では前例のない連続式加熱炉を採用することにより、処理スピードの向上に大きな成果を上げました。
設備としては、PCB廃液やガスを絶対に外部に漏らさないための策を何重にも施し、作業者も安全に操業できる施設に仕上がりました。
微量PCB含有廃棄物処理が終了した後は、一般廃棄物用の焼却施設に変えられるような工夫も盛り込んでいます。
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CASE
02
炉内メンテナンスに於ける足場改善
焼却炉内の内壁は、操業を重ねることで異物が付着したり壁面が擦り減っていきます。そのため、定期的なメンテナンスが不可欠です。これまでは足場となる鋼材をクレーン車で炉内に運び込み、一つひとつ組み立てていましたが、付着物があるため都度炉内形状が変わり、設置状態も不安定でした。組み立てるにもコツが必要で、限られた作業者しか組立てられないものでした。
これを、炉の側面から抜き差しできる機構の開発と、作業スペース全面に敷ける伸縮自在の足場を設計し常設することで、足場の施工性と安全性を向上させることができました。合わせて操業停止時間も短縮し、施工コストも低減できました。
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CASE
03
排水処理事業所のリニューアルと無人化
老朽化した処理施設を全面的にリニューアルすることになり、DOWAテクノロジーの生産技術センターおよび技術開発センターのメンバーが建設プロジェクトに参画することになりました。
生産技術のメンバーは施設の構成や新しい制御コントロールを、技術開発のメンバーは新しい処理プロセスを開発、極力自動化することで省エネや作業改善など、処理場の課題解決に貢献することができました。
また、スマホでリアルタイムに稼働状況を確認できるシステムを構築したことで、夜間無人運転ができるようになりました。
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CASE
04
新型金属リール搬送ラインの開発
金属コイルの搬送ラインにおいて、これまで取り扱ったことのない材料を搬送することになり、研究開発グループと協力して、新しい方式の搬送ラインを開発しました。それにより新しい製品を受注できるようになり、収益に大きく貢献できました。
材料のテンションコントロールや巻き取り機能を向上することによって、安定的に生産できる設備となり、モデルラインとして他工場でも展開しています。
今後も開発を継続し、難題に挑戦しながら新しい装置を開発していきます 。
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